水曜日, 4月 22, 2009

父親の初仕事

昨晩、気になる記事を見つけた。
子どもの命名に関する記事なんだが、「どきっ」っとしてしまった。

INSGHT NOWより


読みにくい名前や当て字が多くなったのは気づいていたし、個性的で良いとも思っていた。
しかし、最近の、卒業証書には付せんでふりがながつけられているらしい。学校の先生は大変だ。

僕が子どものころは、珍し名前や意味深い名前がかっこ良くて羨ましかったものだ。自分の名前も、ちょっと古風な感じで気に入っているし、うちの兄にいたっては、未だかつて同名に出会ったことはない。父親には本当に感謝している。

回りの子達を見ても、両親の愛情のいっぱいの名前がつけられている。しかもかっこよくおしゃれ!創造力豊かで関心してしまう。
それに、この辺の土地柄で、鈴木さんが多いため、個性的な名前はむしろ必要ではないだろうか。

社会性でみれば、この現象もオリジナリティーを求める世間の声なのだろう。


うちの子の名前は、ある漫画の登場人物から引用させてもらった。
大自然の中で自然と一体になって暮らす、ちょっと変わった能力の持ち主なのだが、名前を見た瞬間に気に入ってしまった。
もちろん「森羅万象」からの転用だろうし、普段からそういった情報には非常に大きな関心があった。結婚前に決めていたが、嫁も快く賛同してくれた。
後は画数を見てもらって、この漢字に決定。
画数はかなり多くなってしまったが、父親の初仕事は我ながら良くできたと思っている。


とにもかくにも、両親が一生懸命考えてつけた名前には、それぞれの深い愛情が詰まっているはず。昔だって、意外と安易で変わったものも多いし、それで通ってきた。変わっているからといって他人がとやかく言うのは、その家庭に土足で入り込んでいくようなものだと思う。
その子が立派な大人になって、それでも嫌なら改名もできるのだからいいのではないだろうか。
ただ、命名は親の資質が問われる。一生背負うわが子の看板なのだから、それ相応の責任を果たす覚悟は必要ではあるとは思う。




0 コメント:

コメントを投稿

 
Copyright 2009 tomatonia日記. Powered by Blogger Blogger Templates create by Deluxe Templates. WP by Masterplan