木曜日, 4月 29, 2010

水鉢

最近、庭木を検討中。

敷地の南東には、華琳の木を残してある以外はすべて更地にしてしまったので、なんとでもなる予定。ただ、できるだけすっきりさせたいので、地面は芝生にして、中高木の落葉樹か常緑樹を植てようかと。
そんなに予算があるわけではないし、南面には、境目としての生垣も必要なので、1本か2本なのだろう。

落葉樹なら楓がいい。初夏の若緑と秋のお楽しみ。冬は散って太陽サンサンと四季を楽しめるだろう。




オリーブもいい。下に、ハーブを這わせてもいいだろう。匂いもいいし、猫避けにも使える。
桂やトネリコも好きだ。

・・・ほんと、たくさんありすぎて、何にしていいのかわからない。
本も買ってみたが、生木を見ないとやはりイメージがわかない。
まぁ、まだ約1年あるので、今年の四季を楽しみながらゆっくり探索してみたいと思う。

ひとまず、わが家の夏は、駐車場周辺をひまわりで囲む予定。これだけは確定!
※密かに苔が好きなので、植たいんだけど・・・。どこに植えるんだか? 鉢植えでもするかぁ?


最初は「庭なんてなんでもいい」と思っていたが、徐々に具体化すると外構もすごく重要。
実際、住環境、住空間という言葉もあるように、家だけすてきでも完結ではない。住居とそこへ繋がる空間すべてが関連していて、実際にそこに住んでいて気持ちいいと感じないと完成とは言えないんじゃないかと思えてきた。

ここ最近伺った住宅見学会。haseyannnの3件とランドマークプランニングの1件。
どのお宅でも、僕は一番心地が良いだろうと思う場所に、少し座らせてもらった。
それぞれ心地よさの種類は違ったが、どこでもα波が湯水のごとく溢れ出したのを感じることができた。

あ〜、マイホームを作るのは、このためかもしれない。・・・と。


そのためには、住居はもちろん。
家具もそう。
庭もそう。
生活雑貨もそう。
ひいては、住む僕たちもそう。

すべてを大切にして、しっかり考えなくちゃいけないんじゃないだろう。



僕はこの答えを、たぶん聞いていた。
でも、分かってはいなかったし、本当に理解するには何年も経た後なのだろうとも思う。


でも、見えてきた。

わが家の「楽園」。 大袈裟かもしれないけど。そんなイメージ。





だけど、ここ数日。この「楽園」にさらにもうひとつ欲しいものができてしまい悩んでいた。


それを意識し始めたのは、先日伺った、haseyannnの正方形二棟が繋がった平屋。

わが家はこの一棟分で、非常にイメージも似ていたので、まさにわが家のモデルケースように感謝しながら拝見させていただき、わが家の検証をさせてもらっていたのだが、その中で、ひとつの仕様について具体的に検証してみた。

それは雨どい。わが家の仕様に雨どいは無い。

もともとが畑で水はけも良かったので、コスト軽減もあり、地面に染み込ませてしまうようにhaseyannnが提案してくれたものだった。個人的には、その雨どいの外観も好きではなかったので、とても喜んでいたのだが、ふと、雨どいが無いことで起きる現状を考えた時に思ってしまった。


雨どいの無いわが家は、雨が降ると軒下から雨水がしたたる。

ぽちょ、ぽちゃん、ぴちゃ。ぴちゃん、ぽちょ、ぴた、ぽちゃん。


この水の音。実際、安らぐ。
川のせせらぎが聞こえる時や、お風呂で潜った時と同様に、水の音というのは、なぜか心休まる。

「水」。
言わずもがな命にも地球にも重要な水。これが欲しい!


確かに、水道をヒネれば水は出てくる。
でもそうじゃない。
水があることが重要じゃなくて、自然の水を感じることが大切。


住居では、大自然の恵による木材や家具などの静を。
庭には、太陽の恵と四季折々の花草木で動を感じることができるだろう。
これで水を感じることができれば、さらに贅沢な「楽園」になりそうな気がする。

もちろん本物には到底かなうわけはないのだが、普段の生活において、心の豊かさや成長には十分繋がるのではないだろうか。


・・・ただ、近くに川は無いし、庭に池は無理。鹿威しもねぇ〜。
まぁ、普通はそうです。



で、思いついたのが先日の京都で見かけた「水鉢」。




Googleで探せばいろいろな使い方のもののがあったけど、簡易生態系を再現するのにはもってこいだし、十分「水」を感じることができるんじゃないだろうか。バリエーションも変えられるし、移動できるし、慎羅の学習にもなるし。

あ〜いいものを見つけた。っというより、やはり先人は考えていた。



でも、どこに置こ? ・・・あれ、うちの奥さんの意見聞いてないや。また、「勝手」と怒られそう。

まぁ、まだまだ時間あるし、これも庭全体と合わせてゆっくり検討しましょう。

あ〜楽しや、楽しや。



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